【納得】漬物に入ってる添加物が安全な理由。
「漬物の添加物ってどんなものが含まれているんだろう」
「摂り過ぎたら体にどんな影響があるの?」
「無添加の漬物と何が違うの?」
このような悩み抱えていませんか?
「漬物は添加物だらけでなんとなく危なそう」と思っていますよね。
漬物には添加物が多く含まれていますが、日本の添加物は食品安全委員会が動物実験を用いて「人が生涯その物質を毎日摂取し続けたとしても、健康への悪影響がないと推定される1日あたりの摂取量」という基準を満たした添加物のみが市場に出回っているので基本的に安全です。
参考文献:厚生労働省 よくある質問 食品添加物にはどのようなルールがあるのですか?
しかし、「添加物が危ない」という言葉だけが一人歩きをしている現状があるのも事実です。
そこで!本記事では漬物の添加物が危ないと言われる理由と添加物に含まれている成分についてお話ししますね。
- 漬物の添加物が危ないと言われる理由
- 漬物に含まれている添加物5つを紹介
- 無添加と添加物が含まれている漬物の違い
ぜひ最後までお読みください!
目次
漬物の添加物が危ないと言われる理由
冒頭でお伝えした通り、漬物の添加物は安全基準を満たしているので基本的に問題ないです。
しかし、添加物は化学的に作られた種類もあるので「摂取すると体に悪影響がある」というイメージが広がった結果、添加物は危ないと言う認識が広がったと考えられます。
例えば、わずかな発がん性物質が含まれているタール色素。
着色料の一種で「赤色2号・青色2号」などと表記されており、福神漬けに使われていることが多いです。
繰り返しで恐縮ですが、市場に出回っている商品に含まれている添加物は一生摂り続けても人体に影響はないです。
それでも、発がん性物質を口に入れているという事実はあるので気持ち良いものではありませんよね。
食品の他にも口紅などにも使われています。
タール色素の発がん性について詳しく知りたい方は下記の資料をご確認ください。
参考文献:食の安全ダイヤル 食品安全委員会
添加物は危ないと言うイメージが先行していますが、安全なので気になる方は詳しく調べてみてくだいね。
漬物に使われている添加物の種類と効果
添加物という名前は聞くけど、どんな種類や効果があるか気になりますよね。
この章では漬物によく入っている添加物はどんな効果があるのか解説していきますね。
保存料
保存料は食材の腐敗やカビの原因となる細菌の増殖を抑制する添加物です。
漬物には【ソルビン酸カリウム】という名前で入っていることが多いです。
大量生産されている漬物によく入ってます。
甘味料
砂糖の70%ほどの甘さですが安くて低カロリーなので漬物だけでなく広く用いられています。
ガム・ゼリー・チョコレートなどお菓子類にも使われていることが多いです。
漬物には【サッカリンナトリウム】と表示されることがあります。
甘味料が入っている食品は甘くて美味しいのでつい食べ過ぎちゃいますね。
着色料
食品に色をつけることを目的とした添加物です。
【黄色4号】と表示されています。
スーパーで綺麗な黄色のたくあんを見かけたことがあると思いますが、綺麗な色をしたたくあんは着色料が入っている可能性が高いです。
食べ物は見た目も食欲に影響をあたえるため重要視されています。
酸味料
酢漬けなどに用いることが多い添加物です。
【クエン酸】【PH調整剤】と表示されています。
酸化防止剤
野菜や調味液の変色防止としてよく使われており、食材の新鮮さを保つために重要な役割を果たしています。
【ビタミンC】と表示されていることが多いです。
無添加と添加物が含まれている漬物の違いを3つ紹介
添加物は食材の保存期間を伸ばしたり、甘さがあるのに低カロリーだったりと現代において欠かせない存在です。
一方で無添加の漬物もあります。この章では無添加の漬物と添加物が含まれている漬物では何が違うのかお伝えしていきますね。
保存期間の違い
大きな特徴として保存期間の違いが挙げられます。
添加物は長期保存するために使われている物質でもありますので、無添加の漬物より日持ちします。
価格の違い
無添加の漬物のほうが値段は高くなりやすいです。
無添加の漬物は添加物が無い分、腐りやすいので値段が高く設定されています。
味の違い
添加物入りと無添加の漬物は味が少し違います。
添加物が入っていると妙に味が濃かったり、食べ終わった後に舌に苦味のようなものが残ることがあり、体質が弱い方は微妙な違いがわかると思います。
私は学生時代に、無添加を売りにした定食屋に勤めていたことがあるのですが、まかないで無添加の定食を毎日食べていました。
休みの日はスーパーの惣菜コーナーにある弁当などを食べていたのですが、ご飯がベチャベチャしてたり、味が濃かったり口に残る感覚だったことを覚えています。
無添加に慣れてしまうと添加物入りの食べ物は抵抗感があり、舌触りが少し違います。
まとめ
繰り返しになりますが、添加物は「人が生涯その物質を毎日摂取し続けたとしても、健康への悪影響がないと推定される1日あたりの摂取量」を基準に添加物が使われているので基本的に安全です。
それでも、体質が弱い方などは気分が悪くなったりすることがある場合もありますので、体に合わない方はできるだけ避けたほうが良いかもしれません。
健康に気を使って素敵な食生活を送ってくださいね。